Kumusta!
日本に来ると、フィリピンとはちがうルールがたくさんあります。
でも、むずかしくありません。
ていねいに知れば、すぐに慣れます。
この記事では、日本の役所(しやくしょ)
について、やさしい日本語で説明します。

日本の役所(しやくしょ)とは?

日本の役所(やくしょ/city hall)は、くらしの手続き(てつづき)をする場所です。
住所(じゅうしょ)を変えるときや、国民健康保険(こくみんけんこうほけん)に入るときに行きます。
フィリピンの「Municipal Hall(ムニシパルホール)」と近いです。
たとえば、「引っこししました(Lumipat ako)。住所を変えたいです」と言えばOKです。
役所のスタッフはていねいですが、少しむずかしい言葉を使います。
でも、やさしい日本語にしてもらうこともできます。
例文:「すみません。やさしい日本語(Easy Japanese)でおねがいします」。
役所では番号カードをもらい、よばれるまで待ちます。フィリピンの「queue number」と同じです。
役所でよくある手続き(てつづき)

役所では、いろいろな手続きができます。
たとえば、住所(じゅうしょ)を変える手続き、在留カードの更新(こうしん)、国民健康保険(こくみんけんこうほけん)に入る手続きがあります。
「住所を変えたいです(I want to change my address)」と言うと、カウンターを教えてもらえます。
フィリピンの「Barangay clearance」や「change address」のイメージに近いです。
そのほかに、マイナンバー(ID number)の手続き、印鑑登録(いんかんとうろく)、子どもの手続き(child benefit)もあります。
「どのカウンターに行けばいいですか?」と聞けばOKです。
例文:「すみません。○○の手続きはどこですか?」
タガログ語で「Saan po?」と言っても、ほとんどの人はやさしく教えてくれます。
役所でよく使う日本語(にほんご)フレーズ

役所では、かんたんな日本語だけで大丈夫です。
まずは、用事(ようじ)を伝えることがポイントです。
たとえば、「住所(じゅうしょ)を変えたいです」「保険(ほけん)に入りたいです」と言います。
英語でもOKですが、日本語のほうが伝わりやすいです。
「I changed my address.」でも理解してくれます。
また、わからないときはすぐに聞きましょう。
例文:「すみません。もういちど言ってください(Please say again)」。
「やさしい日本語でおねがいします(Easy Japanese please)」もよく使います。
タガログ語で「Dahan-dahan po(ゆっくり話してください)」と言うと、わかってくれる人もいます。
スタッフはていねいに教えてくれるので安心です。
住所(じゅうしょ)変更のしかた

引っこしをしたら、14日以内に住所変更(じゅうしょへんこう)をしなければいけません。
役所で「住所を変えたいです(I want to change my address)」と言えばOKです。
必要なものは、在留カード(ざいりゅうカード)、パスポート、そして新しい住所がわかるものです。
たとえば「家の契約書(lease contract)」や「ゆうびん物(mail)」です。
書く書類(しょるい)は、スタッフがやさしく教えてくれます。
名前、電話番号、前の住所(old address)、新しい住所(new address)を書くことが多いです。
例文:「ここは何を書きますか?(What should I write here?)」
フィリピンの「change address」の手続きに近いですが、日本は少し細かいです。
でも、ゆっくり進めれば大丈夫です。
在留カード(ざいりゅうカード)更新(こうしん)の流れ

在留カード(ざいりゅうカード)の期限(きげん)が近いと、更新(こうしん)をしなければいけません。
役所ではなく、入管(にゅうかん/Immigration)で手続きする場合が多いです。
でも、市役所で相談(そうだん)すると、くわしい場所や必要な書類(documents)を教えてくれます。
例文:「在留カードを更新したいです。何がひつようですか?」
更新では、パスポート、写真(しゃしん)、雇用(こよう)している会社の書類、学校の書類などが必要です。
フィリピンの「Visa extension」に近いイメージです。
わからないときは、「すみません。ゆっくりおねがいします」と言えばOKです。
タガログ語で「Paki-ulit po(もう一度)」でも大丈夫です。
国民健康保険(こくみんけんこうほけん)の手続き

日本で仕事(しごと)をしている人、アルバイトをしている人、会社の保険に入っていない人は「国民健康保険(こくみんけんこうほけん)」に入ります。
この保険に入っていると、びょういんの料金(りょうきん)が 3割(30%)だけ になります。
英語でいう「health insurance」です。
役所で「保険に入りたいです(I want to join the health insurance)」と言えば案内してくれます。
手続きのときに必要なのは、在留カード、パスポート、そして住所がわかるものです。
場合によっては、会社をやめた人は「退職(たいしょく)した日」がわかる書類も必要です。
例文:「国民健康保険の手続きはどこですか?」
タガログ語で「Saan po ang insurance counter?」と言っても通じることがあります。
手続きが終わると「保険証(ほけんしょう/insurance card)」がもらえます。
必要な書類(documents)と持ち物(もちもの)チェックリスト

役所での手続きには、いくつかの書類(documents)が必要です。
とくに大事なのは、在留カード(ざいりゅうカード)、パスポート、マイナンバー(ID number)、そして住所がわかるものです。
住所がわかるものは、家の契約書(lease contract)や、ゆうびんの手紙(mail)でもOKです。
例文:「この書類で大丈夫ですか?」と聞けば確認してくれます。
書類が足りないと、また家にもどらなければいけません。
そのため、前の日にチェックすると安心です。
たとえば、スマホにメモしておくと便利です。
例文:「全部ありますか?(Do I have everything?)」
タガログ語で「Kumpleto po ba?(全部ありますか?)」と言うのもOKです。
よくあるトラブルと解決(かいけつ)方法

役所では、ときどきトラブルがあります。
たとえば、「書類(しょるい)が足りない」「番号(ばんごう)をまちがえた」「言葉(ことば)がむずかしい」などです。
でも、心配しなくて大丈夫です。
スタッフに「すみません。どうすればいいですか?」と聞けば、ゆっくり説明してくれます。
また、「日本語が聞きとれない」という人も多いです。
そのときは、「ゆっくりお願いします(Please speak slowly)」と言えばOKです。
例文:「やさしい日本語で話してください(Easy Japanese please)」。
タガログ語で「Paki dahan-dahan po」でも伝わることがあります。
困ったときは、Google翻訳を見せながら話すとスムーズです。
待ち時間(まちじかん)をへらすコツ

役所はとても混む(こむ)日があります。
とくに月曜日、休み明け、そして午前中は人が多いです。
もし時間に余裕(よゆう)があれば、午後2時〜4時 がいちばんすいています。
例文:「今日はすいていますか?(Is it crowded today?)」と聞いてもOKです。
また、多くの役所ではオンライン予約(online reservation)ができます。
予約をすると、待ち時間が短くなります。
“予約なし(walk-in)” でも手続きできますが、少し時間がかかります。
タガログ語で「Matagal ba ang pila?(待ち時間は長いですか?)」と聞く人も多いです。
スマホで番号をよばれるまでの時間をチェックできる市役所もあります。
英語(えいご)・タガログ語はどこまで通じる?

日本の役所では、英語が少しだけ通じるスタッフもいます。
でも、すべての人が英語を話せるわけではありません。
そのため、かんたんな日本語を使うと、手続きがスムーズです。
例文:「住所を変えたいです」「書類をなくしました(I lost my document)」など。
タガログ語が通じることは、ほとんどありません。
でも、やさしい日本語でゆっくり話してくれる人は多いです。
困ったときは、Google翻訳を見せたり、スマホにメモを書いて見せる方法も使えます。
例文:「これを見てください(Please look at this)」
日本人はていねいに対応してくれるので安心してください。
役所でスムーズに手続きするためのポイント

役所でスムーズに手続きするためには、事前(じぜん)に準備すること が大切です。
とくに、「なにをしたいか」を紙やスマホにメモしておくと安心です。
例文:「住所を変えたい」「保険に入りたい」など短い文でOKです。
メモを見せながら話すと、すぐにカウンターを案内してくれます。
また、時間に余裕(よゆう)をもって行くことも大切です。
書類を書く時間や、待ち時間(waiting time)があるからです。
例文:「どのくらい待ちますか?(How long is the wait?)」
タガログ語で「Gaano po katagal?」と聞く人もいます。
笑顔(smile)で話すと、スタッフもていねいに対応してくれます。
まとめ|日本の役所を上手(じょうず)に使おう

日本の役所は、くらしに大切な手続きをする場所です。
言葉がむずかしいこともありますが、ゆっくり話せば大丈夫です。
例文:「やさしい日本語でお願いします(Easy Japanese please)」。
書類をそろえて行くことで、手続きがスムーズになります。
また、スタッフはていねいで、わからないことも教えてくれます。
困ったときは、メモやスマホの翻訳を見せながら伝えると安心です。
タガログ語が通じなくても、気持ちをこめて話せば大丈夫です。
日本での生活(せいかつ)がもっとラクになります。
Ingat palagi at good luck sa iyong buhay sa Japan!

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